

八ヶ岳のオープンガーデン GREEN WALKのブログです。
緑の芝生を1歩2歩・・・お散歩気分の気ままな日記ウォーキング。
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庭に出る階段脇をふと見ると、ニオイスミレが2輪咲いていました。
話せば長くなるし、このブログに何度も書いてきたので省略しますが、アルジの東京の実家の庭に仮植えしていたのを、ごっそり花泥棒にやられたあのニオイスミレ。元は福岡から持ってきたもので、萩の叔母のところにも植えていたのを知って、1年前、株分けしてGREEN WALKにまた植え直したニオイスミレです。
そう言えば、福岡の庭に咲いたのは今頃だったっけ。花が咲く時期はもう少し早かったかもしれませんが、ここで今、咲いたら、これからの霜や雪の時期に凍って枯れてしまうだろうなあと思っています。
でも花が見られたのはうれしい。とってもいい香りニオイスミレ。そっと花を近づけたら、かすかな香り。本来はもっといい香りが強かったような気がしますが。
GREEN WALKではアルジ苦心のバラの越冬対策がほぼ終わったようです。
1つ1つが緑色の防草シートで巻きつけられた200本のバラは、まるで墓標が立ってるようだし、根元には藁が敷きつめられているので、なんだか藁人形が横たわっているみたいと思わず笑ってしまったツレアイです。これが越冬最善策としたアルジはムッとしてましたが。
本格的な冬になると、寒い思いをして鼻水垂らしながらの作業になるとかで、バラには早めの防寒着を着せることにしているそうです。
「そうです」と、ツレアイは傍観者的ですが、その通り、傍観者。バラの花は素敵ですが、自然のままの冬景色を好む私は、バラ過保護のアルジと違って、バラに冷たいとも言えます。
GREEN WALKのバラの冬囲いが始まりました。藁を敷いて越冬するのかと思っていたのに、いつのまにか防寒シートになっていました。
アルジが防寒シートをバラの根元にカバーしていきます。こんな薄いシートでも防寒になるのかわかりませんが、いろいろ試しているのでしょう。
アルジに聞くと、もちろん藁は使うけれど、藁を譲ってくれている農家さんが、いつの日にかお米を作らなくなったと言ってきた時のために、今のうちから藁以外の越冬方法を考えているそうです。気が早いこと。
でも藁をもらいに行って、庭に敷き詰めたり、春になってその後始末をするより楽だし、簡単。うまくいけば何よりです。
とにかくGREEN WALKのバラたちの越冬には、アルジが過保護扱いにしていますから。
ミモザの花が好きで3、4年前にミモザアカシアの苗を買い、鉢植えにしていますが、これが全く花が咲かないのです。毎年花芽はつけるので、花を咲かせようという意思はあるのでしょうが、春になっても夏になってもこのままで、まるで蕾は化石のようです。
ここは寒冷地なので、霜が降りる前に家の中に入れ、薪ストーブで乾燥しないように、気を使いながら世話をしたつもりなのに、期待に応えてくれません。
暖かくなってデッキに置いて待ちましたが、夏もこのまま。蕾が枯れたり、落ちたりすれば、ああ、そういうことねと納得がいきますが、なんというか、こんなにくっついたまま頑なな蕾、信じられない。おまけにこの蕾たち、少し増えて見えるので今年新たにつけたのも混じっているようです。
ここまでくれば、あとは標高の問題しかありません。トマトは標高1000m以上は赤くならないといいますが、現実に標高1240mの我が家では、庭にトマトを植えても赤くならず緑色のままでした。
ミモザも標高が影響するのかネットで調べてみましたがわかりませんでした。でも先日、東京で園芸講師などされていて、北杜市のご自身の別荘で素敵なガーデン作りをしている方にそんな話をしたら、標高は関係していると思うとおっしゃっていました。
東京へ行くとよその庭先で、3月ごろ、黄色の花がぎっしり鈴なりに咲いたミモザを見るたび、まだまだ諦めきれない私です。